資格

日本語教育能力検定試験

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日本語教育能力検定試験というのは、簡単にいうと、外国人に日本語を教える先生(以下、日本語教師)としての能力を有しているかを判定する試験です。検定試験の実施要綱によれば、「日本語教育の実践につながる体系的な知識が基礎的な水準に達しているかどうか、状況に応じてそれらの知識を関連づけ多様な現場に対応する能力が基礎的な水準に達しているかどうか」を検定することを目的とする試験です。公益財団法人 日本国際教育支援協会が実施しています。

日本語教師になるには

日本語教師は、資格がなければなれないというわけではありません。しかし、国内の日本語学校では、日本語教育能力検定試験に合格していることを採用の際の要件としているところもありますから、日本語教師になりたいと思っている人には有効な資格です。

検定試験以外の採用要件としては、大学で日本語を専攻(あるいは副専攻)していたことや、専門学校の日本語教師養成講座(420時間)を修了していることなどがあります。

日本語教師の就職先

日本語教師は、大学や語学学校などに就職するほか、個人で日本語教室を開講している場合もあります。また、海外の学校の日本語学科や語学学校で日本語教育に携わる道もあります。

試験の内容

日本語教育能力検定試験は、試験Ⅰ、試験Ⅱ、試験Ⅲから構成されています。

試験Ⅰは、日本語教育の実践につながる基礎的な知識問題が出題されます。そして、試験Ⅲは、教育の現場で起こる問題に対する問題解決能力を測る問題が出題されます。試験Ⅰはマークシート式、試験Ⅲは、マークシート式の問題を中心に、一部記述式の問題が含まれます。これに対して、試験Ⅱは、音声を媒体とした出題形式(リスニング)となっています。

試験Ⅰは、試験時間が90分、配点は100点です。試験Ⅱは、試験時間が30分、配点は40点です。試験Ⅲは、試験時間が120分、配点は100点です。

出題範囲は、5つに区分されています。(1)社会・文化・地域、(2)言語と社会、(3)言語と心理、(4)言語と教育、(5)言語一般です。更に詳細な出題項目としては、(1)社会・文化・地域では「日本の社会と文化」、「異文化適応・調整」など、(2)言語と社会では「社会文化能力」、「待遇・敬意表現」、「言語・非言語行動」など、(3)言語と心理では「談話理解」、「習得課程(第一言語・第二言語)」など、(4)言語と教育では「教授法」、「評価法」、「教育実技」など、(5)言語一般では「日本語の構造」、「音声・音韻体系」、「受容・理解能力」などがあります。

試験の合格率など

試験の合格率は、概ね20%~25%程度です。平成27年度の試験の場合、受験者は4,727名、合格者は1,086名、対受験者合格率は約23%です。

受験者の層としては、一般の会社員や主婦の方が一番多く、約半数を占めますが、大学生や大学院生、学校の教員の受験者も多くなっています。また、すでに日本語教員として働きながら受験している人も1割強を占めています。

今後の展望

東京オリンピックの開催も決まり、これから日本に関心を持つ外国人が増えていくことが予想されます。また、国の政策として留学生を増やそうとしていたり、観光客を増やそうとしたりしています。

今後、日本語教育の需要は高まることが予想され、日本語教師の需要も高まることでしょう。日本語教育能力検定試験に合格すると日本語教師として活躍する道が開けることになりますから、今後有望な資格といえます。

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