資格

書写技能検定

書写技能検定は、字をきれいに正確に書くことができる能力があることを証明する検定試験です。書写技能検定には、いわゆるペン字について検定する硬筆書写技能検定と、筆文字について検定する毛筆書写技能検定があります。検定試験は、「一般財団法人 日本書写技能検定協会」が実施しています。書写技能検定は、文部科学省と全国都道府県教育委員会が後援している検定試験ですから、公的な資格として履歴書などに記載することも可能です。

検定試験の種類

書写技能検定は、硬筆書写技能検定と毛筆書写技能検定の二つが実施されます。それぞれの検定試験が1級、準1級、2級、3級、4級、5級の6つの等級に分かれています。

一番上の等級である1級は「毛筆書写の高度な専門技術及び知識をもって書くことができる」程度、一番下の等級である5級は「毛筆書写の初歩的な技術及び知識をもって書くことができる」程度です。

1級に合格すると、ペン字教室や書道教室の開設時などに利用することができる「指導者証」と「認定証」の交付を受けることができます。

なお、書写技能検定試験を受験するにあたって、特に受験資格は設けられていません。

試験の内容

試験は、実技問題と理論問題から構成されています。1級~3級の検定試験では実技問題が6問、理論問題が4問の計10問が課されます。4級は、硬筆については実技問題5問、理論問題2問の計7問、毛筆については実技問題4問、理論問題2問の計6問です。5級は実技問題4問、理論問題1問の計5問です。

出題内容は、毛筆書写技能検定の1級を例に取ると、実技問題は、漢字4~5文字を楷書・行書・草書の三体で書く、漢字仮名交じり文約50字を書く、漢字の臨書(楷書・行書・草書・隷書のうち一体)、かなの臨書、自由作品(和歌、漢詩などより一つ)、書式文(賞状など)の6問、理論問題は、常用漢字の字体を旧字体と書写体で書く、草書と古典(主として古筆)、書道用語と書道史、誤字訂正・歴史的仮名遣いの4問です。

試験の合格率など

平成27年度の場合、硬筆書写技能検定の合格率は以下のようになっています。

1級は、受験者892名に対して合格者は89名で合格率は10.0%です。

準1級は、受験者723名に対して合格者は128名で合格率は17.7%です。

2級は、受験者9,825名に対して合格者は4,355名で合格率は44.3%です。

3級は、受験者39,167名に対して合格者は22,811名で合格率は58.2%です。

4級は、受験者13,104名に対して合格者は11,139名で合格率は85.0%です。

5級は、受験者5,563名に対して合格者は5,292名で合格率は95.1%です。

毛筆書写技能検定の合格率は以下の通りです。

1級は、受験者717名に対して合格者は64名で合格率は8.9%です。

準1級は、受験者641名に対して合格者は110名で合格率は17.2%です。

2級は、受験者3,115名に対して合格者は1,386名で合格率は44.5%です。

3級は、受験者9,458名に対して合格者は6,947名で合格率は73.5%です。

4級は、受験者6,459名に対して合格者は5,930名で合格率は91.8%です。

5級は、受験者3,129名に対して合格者は3,011名で合格率は96.2%です。

今後の展望

書写技能検定は、公的な資格であり、履歴書にも記載できる資格です。パソコンが広く普及して、手書きで字を書く機会は減りましたが、それだからこそ手書きで上手な字が書ける人は様々な場面で重宝されます。

また、学生の場合は、大学や短大、高等学校などの入試で、加点事由となったり、合否判定で優遇される措置が取られたりしています。

「字が上手である」ことを単なる特技から資格に高めることができますから、字のきれいに自信がある人は書写技能検定を受検してみてはいかがでしょうか。

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