資格

校正技能検定

校正技能検定とは、校正者としての能力を有していることを証明する検定試験です。校正というのは、書籍や雑誌に掲載する原稿に誤字脱字などの誤りがないか、字の大きさや書体などに誤りがないかといった点をチェックする仕事です。最終的な原稿の完成度を左右する重要な仕事です。

校正技能検定は、「日本エディタースクール」が主催・実施している民間資格ですが、1966年から実施されている歴史がある資格であり、評価が高い資格です。

校正技能検定の種類と受験資格

校正技能検定には、初級、中級、上級の3つのレベルがあります。

このうち初級については、各教育機関(2017年3月現在は、大手前大学、実践女子短期大学、日本エディタースクールの3校)で指定単位科目を修得することによって認定されます。

中級と上級は、試験に合格することで認定されます。

中級と上級の試験には受験資格があります。中級の受験資格は、日本エディタースクールで校正に関する所定のコースを修了することです。また、各種機関で校正に関する実技訓練を受けた場合や、実務経験がある場合などにも受験資格があります。

上級の試験は、中級の合格者であることが受験資格です。

試験の内容

中級の検定内容は、「指示された方針に従って、比較的単純な組版についての初校原稿引き合わせと通読作業を遂行する能力」です。試験は、実技試験と学科試験が行われます。

中級の実技試験は、実技Ⅰ、実技Ⅱ、実技Ⅲが実施されます。

実技Ⅰは、縦組原稿引合わせです。6頁を90分で行います。実技Ⅱは、横組原稿引合わせです。4頁を60分で行います。実技Ⅲは、縦組データ入稿の赤字確認と通読です。6頁を60分で行います。

学科試験は、校正作業に関する知識(編集・製作に関する基本知識、校正作業に関する知識)、用字用語に関する知識(漢字に関する知識、仮名づかいに関する知識)と、一般的知識から出題されます。○×方式および筆答式で解答します。試験時間は50分です。

上級の検定内容は、「指示された方針に従って、比較的複雑な組版についての初校原稿引き合わせ及び再校赤字引き合わせ・素読みの作業を遂行する能力」です。試験は、実技試験と学科試験が行われます。

上級の実技試験は、実技Ⅰ、実技Ⅱ、実技Ⅲが実施されます。

実技Ⅰは、初校原稿引合わせ・縦組です。6頁を90分で行います。実技Ⅱは、初校原稿引合わせ・横組です。6頁を90分で行います。実技Ⅲは、再校赤字引き合わせ・素読み・縦組です。12頁を90分で行います。

学科試験の出題範囲は、中級の出題範囲に用字用語に関する知識(その他、欧字・記号に関する知識等)が加わります(細目は異なります)。○×方式および筆答式で解答します。試験時間は50分です。

試験の合格率など

試験の合格率は、中級が35%~42%程度です。2016年7月の試験(中級は年2回実施)の場合、受験者161名に対して合格者61名で合格率は37.9%です。

上級は、27%~35%程度です。2016年の場合、受験者43名に対して合格者16名で合格率は37.2%です。

今後の展望

校正者になるためには、特別な資格は必要ありません。校正者の勤務先としては、出版社や新聞社、印刷所などがあります。これらの会社に就職して校正を行う部署に配属されて校正を行う場合が多くなります。積極的に校正者になりたいという人は、資格を取得しておくと当該部署に配属される確率を高めることができるかもしれません。

また、校正者の中にはフリーで仕事をしている人もいます。フリーで活躍するためには、実力を証明するものとして資格を取得しておくと信用性を高めることができるでしょう。

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