資格

義肢装具士

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義肢装具士は、義肢と装具の専門家です。義肢というのは、法律上は「上肢又は下肢の全部又は一部に欠損のある者に装着して、その欠損を補てんし、又はその欠損により失われた機能を代替するための器具器械をいう」とされています(義肢装具士法2条1項)。具体的には、義手や義足のことを指します。装具というのは、「上肢若しくは下肢の全部若しくは一部又は体幹の機能に障害のある者に装着して、当該機能を回復させ、若しくはその低下を抑制し、又は当該機能を補完するための器具器械をいう」とされています(同法同条2項)。具体的には、コルセットやサポーターといったものが装具に当たります。

義肢装具士の仕事

義肢装具士の仕事は、単に義肢や装具を製作することにとどまりません。

義肢や装具は、患者さんのニーズを聞き取り、それに沿ったものを作成することが重要ですから、患者さんとのコミュニケーションも重要になります。また、患者さんの身体に合った義肢・装具を作るためには、患者さんの身体を正確に採寸することがまず必要ですし、一旦作成が終わった後も、患者さんの身体に合わせるために微妙な調整を繰り返します。

医師やリハビリを担当する理学療法士とも協力して、患者さんが日常生活に復帰することができるように最大限のサポートをすることが義肢装具士には求められます。

義肢装具士になるには

義肢装具士になるためには、義肢装具士国家試験に合格する必要があります。国家試験には、受験資格が要求されます。国家試験の受験資格を得るためには、高校卒業後(正確には、大学入学資格があれば可)、義肢装具士の養成施設(大学や専門学校など)で3年以上、知識や技能を修得する方法と、大学で厚生労働大臣が指定する科目を1年以上修業して、養成施設で2年以上、知識や技能を修得する方法などがあります。厚生労働大臣が指定する科目とは、(1)心理学、倫理学、社会学、人間発達学及び社会福祉学のうち1科目、(2)数学、物理学、生物学及び数理統計学のうち2科目、(3)外国語、(4)保健体育です。

ただし、平成28年現在、開設されている養成施設は、高校卒業者を対象としたもののみですから、受験資格を得るためには、事実上は、高校を卒業して3年間養成所に通うことが必要となっています。

国家試験の試験科目

義肢装具士の国家試験の試験科目は、以下の通りです。

臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む)、義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)、義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む)、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学及び義肢装具適合学

試験の合格率

試験の合格率は、概ね80~90%程度です(平成27年の場合、84.1%)。

義肢装具士国家試験は、受験者数が少ない国家試験で、増加傾向にはあるものの、平成27年の場合で、受験者は233名に過ぎません。

今後の展望

義肢装具士の有資格者は、まだまだ少ないのが現状です。今後増加していく傾向にあるので、義肢装具士を目指す人は、今のうちがチャンスかもしれません。

また、採寸などの際に女性に行って欲しいと希望する患者さんがいる一方で、女性の義肢装具士は非常に少ないのが現状です。女性にもお勧めすることができる資格です。

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