資格

臨床検査技師

tsushinkyouiku1

臨床検査技師は、医師や歯科医師の指導の下で、各種の医療検査を行います。臨床検査技師は、業務独占資格ではないため、法律上は、検査自体は医師や看護師が行うこともできます。もっとも、検査には専門的な知識が必要なので、高度な検査については、事実上は独占業務であると指摘されることもあります。

臨床検査技師の仕事

臨床検査技師が行う検査は、「検体検査」と「生体検査(生理機能検査)」に分かれます。検体検査というのは、検体(患者さんから採取したもの、例えば尿や血液)を調べる検査です。生体検査は、直接患者さんを対象にして行う検査です。

より具体的には、検体検査には、尿や便などを調べる一般検査、赤血球や白血球などの数を調べて、貧血や白血病などの有無を調べる血液検査、血液中の糖やタンパク、ホルモンなどを調べる生化学検査、血液の免疫機能の状態を調べる免疫血清検査、採取した臓器の一部や細胞を調べて異常細胞(癌など)がないかを調べる病理検査、遺伝子を調べてDNAの異常を調べる遺伝子検査などがあります。

生体検査には、心筋梗塞や心不全などの診断に利用する心電図検査、肺や気管支などの状態を検査する呼吸機能検査、脳神経を調べる脳波検査、超音波で臓器や胎児の状態を調べる超音波検査(エコー検査)などがあります。

臨床検査技師になるには

臨床検査技師になるためには、臨床検査技師国家試験に合格しなければいけません。そして、国家試験を受験するためには、臨床検査技師の養成課程がある大学や短大、専門学校で、3年以上、知識及び技能を修得する必要があります。

国家試験は、マークシート方式で行われます。午前と午後に分けて行われ、いずれも100問が出題されます(計200問)。配点は1問1点で、200点満点です。試験科目は、医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む)、公衆衛生学(関係法規を含む)、臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む)、臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む)、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む)、臨床血液学、臨床微生物学及び臨床免疫学の合計10科目です。

試験の合格率など

合格率は、年度によるばらつきもありますが、概ね60%台の後半から80%台の前半です。平成28年に実施された試験の場合、受験者数は4,400名、合格者は3,363名で、合格率は76.4%です。合格基準は、200点満点中の120点です。

臨床検査技師に関わる認定技師制度

臨床検査技師には、更なるステップアップとして、臨床検査技師を対象にした認定資格や、臨床検査技師であることが資格要件となる認定資格があります。これらの資格を取得することで、高度な技能があることが証明でき、更なる専門性を獲得することができます。例としては、二級臨床検査士、一級臨床検査士、細胞検査士、緊急臨床検査士、超音波検査士、健康運動指導士などがあります。

今後の展望

臨床検査技師の今後については、二つの側面から考える必要があります。一つは、検査に使う機器が進歩したことで、従来行われてきた検査は、省力化・自動化が可能なってきているという側面です。この点からは、臨床検査技師のニーズは減っていくことが予想されます。一方で、医療が高度化することで、より専門性が高い検査業務については、臨床検査技師のニーズが高まっていくことも予想されています。

これから臨床検査技師を目指す場合には、国家試験に合格したらそれで終わりというのではなく、就労後も新たな専門性を身に付けるなどの努力を続けていくことが求められると考えられます。

関連記事

  1. tsushinkyouiku1 証券アナリスト(CMAR)
  2. ファスティング ファスティングダイエットアドバイザー口コミ評判
  3. tsushinkyouiku1 メンタル心理ヘルスカウンセラー認定試験口コミ評判
  4. 有機美容発酵食品マイスター認定試験口コミ評判
  5. tsushinkyouiku1 短期で取得できる女性に有望な資格ランキング
  6. tsushinkyouiku1 福祉資格人気ランキング
  7. tsushinkyouiku1 色彩インストラクター認定試験口コミ評判
  8. 和菓子文化コーディネーター認定試験口コミ評判

通信教育の人気記事

PAGE TOP