資格

自転車技士

自転車技士は、自転車の販売店などで働く人を対象にした資格です。自転車という商品には、店舗に納品された時点では未完成(途中まで組み立てられた七分組といわれる状態)で納品され、販売店で最後まで組立作業を行ってから販売されることが多いという、他の商品にはない特徴があります。つまり、消費者が安全に乗ることができる自転車を購入するためには、販売店の従業員が適正な技術と知識を有しているかが極めて重要になります。この点を判定する資格が、自転車技士です。

自転車技士の資格

自転車技士の資格は、「自転車技士試験」に合格することで取得することができます。この試験を実施しているのは、「一般財団法人 日本車両検査協会(VIA JAPAN VEHICLE INSPECTION ASSOCIATION)」です。

この資格を取得した自転車技士が最終的な組立、整備、検査を行った自転車には、「JIS表示制度」、「SGマーク制度」及び「BAA及びSBAAマーク制度」の表示を行うことができます。

このように自転車技士の資格は、自転車の安全を守るために重要な資格ですから、資格取得後も技術と知識の向上を図ることが求められています。そのため自転車技士の資格は、5年ごとに資格の更新が必要とされています。

自転車安全整備士について

自転車に付けられているマークには、上記の「JIS」、「SGマーク」及び「BAA及びSBAAマーク」の他に「TSマーク」というものもあります。TSマークは、傷害保険と損害賠償保険が付いていることを示すものです。TSマークを付けた自転車に乗った人が事故を起こした場合には、保険金が支払われます。

このTSマークを自転車に付けることができる資格が、自転車安全整備士です。自転車安全整備士が点検整備した自転車に、TSマークを付けることができます。自転車安全整備士は、「公益財団法人 日本交通管理技術協会」が資格認定を行っています。

このように、自転車技士と自転車安全整備士は、別の資格なのですが、類似した資格であり、双方の試験を同時に受験する人が多くなっています。そこで、この2つの試験は、実技試験が共通して実施されています。2つの試験に出願した場合も、実技試験は一度受験すれば足ります。学科試験は双方の試験を受験しなければいけません。自転車安全整備士については面接試験もあります。

試験の内容

自転車技士の試験は、18歳以上で、2年以上の実務経験がある人が受検できます。学科試験と実技試験があります。

学科試験はマークシート方式で行われます。自転車の構造、機能及び性能に関する知識、自転車の組立及び検査に関する知識、自転車の整備に関する知識、工業標準化法及び自転車・同部品の日本工業規格に関する知識、自転車の安全基準に関する知識について問われます。

実技試験は、受験者が持参した自転車を、七部組の状態から完成車に組み立てます。

学科試験と実技試験の双方に合格することで自転車技士の資格を得ることができますが、どちらか一方に合格した場合には、次年度に限って合格した試験が免除されます。

試験の合格率

試験の合格率は、学科試験が75~80%程度、実技試験が65%程度です。学科試験と実技試験の総合では、55%程度の合格率となっています。

今後の展望

自転車技士の資格は、これを所持していなければ「JIS」、「SGマーク」及び「BAA及びSBAAマーク」を貼付することができませんから、自転車販売店に勤務する場合には是非とも取得しておきたい資格です。もっとも、受験するためには実務経験が必要ですから、試験は就職後に受けることになります。

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