資格

薬剤師

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薬剤師の仕事は、法律上は、「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています(薬剤師法1条)。

一般的には、薬剤師には、医師や歯科医師の処方箋に従って、薬を交付してくれるという人というイメージがあるかもしれませんが、実際には単に薬を交付するだけでなく、患者に服薬指導をしたり、服用後の薬の有効性や安全性について観察して医師と連絡を取りながら処方の修正をおこなったりするなど、仕事の範囲はもっと広いものです。薬局やドラッグストア、病院、診療所などに勤めるだけでなく、製薬会社で薬品の研究開発に関わっている薬剤師もいます。

薬剤師国家試験について

薬剤師になるためには、薬剤師国家試験に合格する必要があります。

試験には、必須問題と一般問題があり、一般問題はさらに薬学理論問題と薬学実践問題に分かれています。出題科目は、物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務となっています。薬学理論問題のみ試験科目「実務」からの出題がありません。

出題数は、必須問題が90問、薬学理論問題が105問、薬学実践問題が150問となっています(計345問)。配点は、各問題が2点です。

平成28年に実施された試験の場合、合格基準は、全問題の得点が446点以上となっています(問題が不適切で採点対象から除かれた問題があったため、採点は686点満点で行われています)。ただし、必須問題の得点が70%以上であり、かつ必須問題の各科目の得点が30%以上である必要があります。

薬剤師国家試験の受験資格について

薬剤師の国家試験の受験資格を得るためには、薬科大学や薬学部で、6年制の薬学課程を修了する必要があります。薬学部には、研究者養成を目的とした4年制の薬学部もありますが、4年制の薬学部を卒業しても薬剤師国家試験の受験資格は得られないので、注意してください。

薬剤師国家試験の合格率

試験の合格率は、6年制の薬学部の卒業が受験資格となった平成24年から平成28年の試験まで、88.31%、79.10%、60.84%、63.17%、76.85%という形で推移しています。年度による差異はありますが、合格率は、概ね70%から90%程度と考えてよいでしょう。

薬剤師の就労先

薬剤師の就労先は、かつては病院や診療所の院内薬局が主でした。しかし、医薬分業の流れの中、全国で調剤薬局の数が増加して、現在では、調剤薬局が薬剤師の一番大きな就労先となりました。ドラッグストアでも、調剤業務を行う店舗が増えています。また、製薬業者や医薬品卸売業者でも薬剤師が勤務しています。変わったところでは、麻薬取締官の応募資格にもなっています。

今後の展望

調剤薬局の数が急増したこともあり、薬剤師は不足しているといわれる状態が続いていました。最近では、この傾向はまだ続くという見方がある一方で、薬剤師の数は増加し続けていることから、将来的には薬剤師が余ることになるという見方もあります。

もっとも、薬剤師は、調剤薬局や病院では必ず必要になる資格であり、職業としてのニーズがなくなることはありません。地方では薬剤師が不足しているともいわれます。

今度の動向については注視していく必要がありますが、今後も有望な資格の一つではあり続けるのではないかと思われます。

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