資格

言語聴覚士

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言語聴覚士は、言語能力や聴覚能力などのリハビリテーション(リハビリ)の専門家です。英語では、言語聴覚士のことをSpeech-Language-Hearing Therapistといい、日本でもSTという略称が使われることがあります。言語聴覚士の資格は、理学療法士や作業療法士とともに、リハビリに関する国家資格です。

言語聴覚士の仕事

言語聴覚士は、話すことや聞くことに関するリハビリを幅広く担当します。具体的には、脳の障害によって言葉を思い出しにくくなる失語症や、唇や舌を動かす神経の働きが悪くなることにより、ろれつが回らなくなる運動性構音障害、言葉の一部を繰り返したり、つまったりする吃音・音声障害、聞こえが悪くなる聴覚障害などが対象になります。少し変わったところでは、食べ物を噛んだり飲み込んだりするのが難しくなる嚥下障害のリハビリも言語聴覚士の仕事に含まれます。

リハビリの内容としては、呼吸や発音の練習をしたり、唇や舌を動かす体操を行ったりといった身体的な要素が強いリハビリもあれば、文字や絵を使って言葉を引き出す訓練のような心理的な要素が強い訓練もあります。聴覚障害については、補聴器のフィッテングを行うこともありますし、言語獲得期にある幼児が言語を獲得できるようにサポートを行ったりもします。いずれも、患者の症状や、そのような症状が生じるメカニズムを把握し、それに対応したプログラムを組み立てることが重要になります。

言語聴覚士になるには

言語聴覚士になるためには、言語聴覚士国家試験に合格する必要があります。

国家試験を受験するためには、受験資格を得る必要があります。具体的には、高校を卒業後、言語聴覚士の養成課程がある大学や短大、専門学校で3年以上の養成課程を修了するか、一般の大学を卒業した場合には、大学や大学院の専攻科または専門学校で2年以上の養成課程を修了する必要があります。

言語聴覚士の国家試験は、5肢択一式の筆記試験で行われます。試験科目は、基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥えん下障害学、聴覚障害学です。試験は、午前と午後に分けて行われ、午前・午後ともに100問、合計200問が出題されます。

試験の合格率など

試験の合格率は、年度によるばらつきがやや大きくなっていますが、概ね60%台の後半から70%台の前半くらいです。平成28年度に実施された試験の場合は、受験者数2,553名のうち、合格者が1,725名で、合格率は67.6%となっています。

合格点は、例年200点満点中の120点です。

今度の展望

言語聴覚士の就職先は、医療機関が多く、具体的には、総合病院や大学病院、リハビリテーションセンターなどがあります。また、老人保健施設や特別養護老人ホームなどに就職する方もいらっしゃいます。日本社会が高齢化していく中で、今後はさらに老人保健施設の求人が増えていくことが予想されます。

また、言語聴覚士は、女性の有資格者の割合が高い資格です。専門職であり、就職先に託児所などの施設が充実しているケースが多いことから、出産後に復職する人の比率も高くなっています。言語聴覚士は、特に女性にお勧めできる資格であるといえます。

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