資格

診療放射線技師

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診療放射線技師というのは、法律上は、「医師又は歯科医師の指示の下に、放射線を人体に対して照射することを業とする者をいう」(診療放射線技師法2条2項 かっこ書き省略)と定められています。かつては、「診療レントゲン技師」という資格がありましたが、この資格は廃止されています。このかつて存在した診療レントゲン技師という資格は、エックス線の照射を行う資格ですが、診療放射線技師は、エックス線に加えて、アルファ線やベータ線、ガンマ線、電子線といった様々な放射線を扱うので、より仕事の幅が広がっています。

診療放射線技師の仕事

診療放射線技師の仕事には、様々なものがあります。健康診断のときなどに肺の検査として行う一般エックス線撮影は、受けたことがある人も多いのではないでしょうか。この他にも、バリウムを飲んで胃の検査を行う消化管造影検査、CT(コンピューター断層撮影法)検査、MRI(磁気共鳴画像)検査、乳がんの検査である乳房撮影(マンモグラフィ)などもあります。これらの比較的メジャーな検査以外にも、造影剤を血管に流し込んで行う血管検査、核医学検査、放射線治療、超音波検査、骨密度検査なども診療放射線技師によって行われる検査です。

平成26年の診療放射線技師法の改正で、血管造影剤を注入する装置を接続する行為や、下部消化管の検査のために肛門にカテーテルを挿入し、造影剤を注入する行為なども診療放射線技師の業務に含まれることになり、業務の範囲が更に広がっています。

診療放射線技師になるには

診療放射線技師になるには、「診療放射線技師国家試験」に合格する必要があります。試験科目は、基礎医学大要、放射線生物学(放射線衛生学を含む。)、放射線物理学、放射化学、医用工学、診療画像機器学、エックス線撮影技術学、診療画像検査学、画像工学、医用画像情報学、放射線計測学、核医学検査技術学、放射線治療技術学及び放射線安全管理学です。

試験はマークシート方式で、午前の部(2時間30分)と午後の部(2時間35分)に分けて行われ、それぞれ100問が出題されます。1問1点で、合計200点満点です。

総得点が120点以上で、0点の科目が1科目以下の場合に合格となります。合格率は、平成28年実施試験の場合、78.8%です。若干低い年もありますが、例年70%後半から80%程度の合格率となっています。

国家試験の合格率は比較的高めですが、試験を受けるためには、受験資格を満たす必要があります。大学や短大、専門学校で3年以上、放射線技師として必要な知識と技能の修習を終えることが必要です。

今後の展望

診療放射線技師の就職先としては、病院、診療所が主ですが、保健所や医療機器メーカーの求人もあります。特に多いのは、比較的大きな規模の病院です。放射線検査は、放射線技師にしかできない業務なので、一定の仕事のニーズは常にあり、比較的就職は安定しています。この傾向は、今後も変わらないでしょう。

また、最近では、乳がんの検査で行われるマンモグラフィなどについて、女性の技師が担当する病院が多く、女性の放射線技師のニーズが高まっています。女性の技師は増える傾向にありますが、まだまだ不足しており、女性の求人が多い傾向は今後も続くと思われます。特に女性にお勧めできる資格です。

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