資格

調理師

調理師は、法律上は「調理師の名称を用いて調理の業務に従事することができる者として都道府県知事の免許を受けた者をいう」とされています(調理師法2条)。「調理師の名称を用いて」とあるように、調理師というのは名称独占資格(資格がない人はその名称を使うことができない資格)です。つまり、調理師の資格がなくても、調理の仕事をすることはできます。

もっとも、調理師の資格を持っていると、調理のプロとして評価をしてもらえます。難易度もそれほど高くないので、調理の仕事に就きたい人は取得しておきたい資格です。

調理師になるには

調理師になる方法には、大きく分けて2つあります。

まず、都道府県知事が指定する調理師養成施設で1年以上、調理、栄養、衛生に関して調理師に必要な知識・技能を修得した場合に取得できます。調理師養成施設には、調理師学校、短大や高校などの調理科があります。これらの学校を卒業すれば、調理師試験を受験する必要はありません。

そして、もう一つの方法は、都道府県単位で実施されている調理師試験を受験して、合格することです。試験合格後に都道府県知事に免許を申請することで調理師資格が得られます。

調理師試験の受験資格

調理師試験の受験資格には、学歴と職歴があります。学歴は中卒以上です。

職歴については、飲食店、魚介類販売業(販売のみに従事していた場合は除きます)、惣菜製造業、給食施設で、2年以上調理業務に従事したことが必要です。職歴については、パート・アルバイトは週4日以上かつ1日6時間以上の勤務が必要となる(一部都道府県では異なります)、栄養士・保育士・看護師などの職種で採用されていた場合は含まない、製菓製造業や喫茶店営業の許可のみを受けた営業施設での勤務は含まないなどの条件があります。

試験の内容

試験は、マークシート方式による四肢択一方式で行われます。

試験科目は、公衆衛生学、食品学、栄養学、食品衛生学、調理理論、食文化概論の6科目です。全60問が出題されます。

試験の合格率など

試験の合格基準は、全科目の合計得点が満点の6割以上であることです。ただし、1科目でも平均点を著しく下回る場合は不合格になります。

試験の合格率は、60%~65%くらいです。平成27年度の場合、全国平均で62.1%でした。

調理師の上級資格

調理師の資格を取得して一定の実務経験を積むことによって、「専門調理師・調理技能士」や「ふぐ調理師」といった上級資格の試験の受験資格を得られます。「専門調理師・調理技能士」の実技試験は、すし料理・中国料理・給食用特殊料理・日本料理・西洋料理・麺料理の6つが行われています。

特に「専門調理師・調理技能士」の受験資格には、「実務経験年数のうち調理師の免除を有していた期間」というものがあるので、この資格を目指す場合は、早めに調理師の免許を受けておく必要があります。

今後の展望

冒頭にも書いたように、調理師の資格は、それを持っていなければ料理人になれないという資格ではありません。しかし、調理師の免許を要求する求人もありますから、資格を取得しておけば就職の際には選択肢を広げることができます。

調理師の資格は、社会が変わってもニーズがなくなることはありません。今後も有望な資格であり続けると考えられます。

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