資格

通関士

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通関士というのは、海外からの物品の輸入、海外への物品の輸出の際の通関手続を、輸出入を行う人に代わって行うことができる資格です。通関手続とは、輸出入をする物品の種類や数量などを税関に申告して、輸出入の許可を得ることをいいます。通関士は、貿易に関する唯一の国家資格です。

通関士の仕事

通関士の仕事は、通関手続を輸出入者に代わって行うことです。具体的には、通関書類を作成したり、通関手続を代理したりします。税関官署に提出する申告書類の内容を審査したり、税関の処分に対して不服がある場合には、輸出入者に代理して不服申し立てを行ったりすることもできます。他人に代理して通関手続を行うことは、通関士でなければできない仕事(独占業務)です。

通関士試験の内容

通関士試験は、(1)通関業法、(2)関税法、関税定率法その他の関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法、(3)通関書類の作成要領その他通関手続の実務の3科目が出題されます。出題形式は、(1)と(2)については、選択式と択一式、(3)については、選択式と択一式、計算式が出題されます。選択式は、空欄に当てはまる語句を選ぶ形式、または5肢の中から「正しいもの」または「誤っている」ものを複数選択する形式です。択一式は、用意された選択肢から正しいもの又は誤っているものを選ぶ形式ですが、該当する選択肢がない場合(いわゆるゼロ解答)も存在します。計算式は、関税額や課税価格を計算する形式です。解答は、マークシートで行います(計算式の解答も、計算結果をマークすることで行います)。なお、(3)の試験時間には、電子計算機の持込が認められています。

配点は、(1)の選択式が30点、択一式が10点、(2)の選択式が35点、択一式が15点、(3)の選択式が5点、択一式が5点、計算式が5点、選択式・計算式が15点となっています。

試験の合格率など

通関士試験は、合格基準を満たした人が合格することができる試験なので、問題の難易度によって、合格率が変動します。20%を超える年度もありますが、通常は、8%~13%程度です。受験者数は、8,000名程度ですが、減少傾向にあります。

合格基準は、事前に公表はされていませんが、近年は各科目とも満点の60%以上とされています。

通関士として業務に従事するためには、通関士試験に合格した後、勤務先の通関業者の申請に基づく税関長の確認が必要です。

今後の展望

通関士は、独立開業ができる資格ではありません。通関士として業務を行うためには、通関業者に勤務する必要があります。通関業務は、海運や航空、倉庫、物流といった業者が行っています。これらの業者では、営業所ごとに通関士を置かなければならないことが通関業法という法律で定められていて、通関士の資格を有している人が必ず必要になります。また、業務の内容として、日常的に輸出入を行う、商社やメーカー、百貨店などの流通企業では、通関士の資格を持っていると就職・転職に有利になるといわれています。

通関士は、資格を生かせる業種が限られており、この資格を持っていれば安泰といったような資格ではありません。しかし、通関士には独占業務もあり、一定のニーズがある資格であることは将来的にも変わることはありません。今後も、就職や転職の際には有利な資格であり続けるでしょう。

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