資格

JTF ほんやく検定

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ほんやく検定は、一般財団法人 日本翻訳連盟(JTF Japan Translation Federation)が実施している翻訳能力を測る検定です。翻訳には、外国文学を翻訳する文学翻訳、映画や音楽などを翻訳するメディア翻訳などの様々な分野があります。この中で、ほんやく検定は、産業翻訳と呼ばれる分野の検定試験です。産業翻訳というのは、企業活動で発生する外国語の翻訳を行うものです。ビジネス翻訳、実務翻訳と呼ばれることもあります。一口に産業翻訳といっても、ビジネスで発生する文書は様々なものが存在しており、業界ごとに知らなければならない専門用語も異なります。そこで、ほんやく検定も、分野ごとに受験することができるようになっています。

試験のレベル

ほんやく検定は、基礎レベル5級、基礎レベル4級、実用レベル3級、実用レベル2級、実用レベル1級の5つのレベルに分かれています。

基礎レベルは、基礎語学能力と翻訳のセンスの有無を判定します。課題は、一般社会問題及び平易な科学技術的問題となります。5級では90%、4級では85%が高校卒業までに学習する英単語で構成されています。

実用レベルは、日英翻訳と英日翻訳が実施され、翻訳の完成度によって、1級から3級の認定、または不合格が判定されます。

試験の内容

基礎レベル5級では、英語→日本語の翻訳3題が出題されます。英文の読解能力と、日本語の表現能力が問われます。

基礎レベル4級では、英語→日本語の翻訳2題と、日本語→英語の翻訳1題が出題されます。文脈及び背景情報の理解を含めた原文読解力と、母国語の水準に近い自然な英語・日本語表現がなされているかの表現能力が問われます。

実用レベルは、実用レベル英日翻訳と実用レベル日英翻訳が、それぞれ6分野に分かれて実施されます。6分野は、「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」「特許」です。

実用レベルは、1級~3級の試験が分かれて実施されるのではなく、翻訳の完成度によって、各級の認定がなされます。各級のレベルは、3級が実務で一応通用する翻訳力があると認められる程度の翻訳、2級が実務で十分通用するレベルの翻訳、1級が専門家の翻訳として認定できるレベルの翻訳となっています。

各試験は、併願することが可能です。

試験は、オンラインで行われます。自宅で受験することができ、電子辞書や用語集といった翻訳支援ツールや、ネット検索をすることも自由です。実際に自分が翻訳作業をするときの環境で受験をすることができます。

試験の合格率

2015年(第62回・63回)のデータによると、基礎レベル5級の合格率は51%、基礎レベル4級は45%です。実用レベルは、英日翻訳が、3級が14%、2級が2%、1級が1%となっており、日英翻訳は、3級が21%、2級が6%、1級が1%となっています。

今後の展望

翻訳というと、一般的には小説などを翻訳することをイメージする方が多いかもしれませんが、文学翻訳はニーズが少なく、プロの翻訳者として活動している人の多くは、産業翻訳の分野で活動しています。

ほんやく検定の2級以上に合格すると、JTFの公式サイト上の「検定者合格リスト」及び、JTFの機関紙「日本語翻訳ジャーナル」にプロフィールを掲載できるようになります。翻訳者として仕事をしていく上で、ほんやく検定の2級以上に合格することは、仕事を受注するための助けになります。

東京オリンピックという大きなイベントが控えていて、これから国際的な交流が更に広がっていく時期ですから、翻訳のニーズも高まることが予想され、有望な資格であるといえます。

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