資格

CAD利用技術者試験

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CADというのは、Computer Aided Designの略です。コンピュータ支援設計と訳されることもありますが、一般的にはCAD(キャド)といっています。CADは、コンピュータ上で設計を行ったり、製図を行ったりするソフトウェア・システムのことを指します。CAD利用技術者試験は、CADシステムの理解と操作技能の習得を認定する試験です。

試験の種類

CAD利用技術者試験には、2次元CAD利用者技術者試験と、3次元CAD利用技術者試験があります。2次元利用技術者試験には、1級、2級と基礎があり、1級の試験は、機械、建築、トレースの3分野に分かれています。3次元利用技術者試験には、1級、準1級、2級があります。

試験の内容(2次元CAD利用者技術者試験)

基礎は、CADシステムの初学者、将来CADシステムに係わる職業を希望する人(工業高校や高等専門学校の学生など)を想定した試験が行われます。試験は、筆記試験のみで、多肢選択方式と正誤方式による試験です。試験科目は、CADシステムの基礎知識と利用、CADを動作させるコンピュータシステム、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティと知的財産、製図の基礎、図形の基礎となっています。7割以上の正解が合格ラインとされています。

2級は、CADシステムを利用する企業において、製図業務や営業・販売業務に従事する人を対象とする試験で、半年以上の就学・就業経験がある人を想定した試験が行われます。筆記試験のみで、多肢選択方式の試験です。試験科目は、CADシステム分野と製図分野に分かれます。総合で7割以上、かつ両分野で5割以上が合格基準となります。

1級には、機械、建築、トレースの3分野の試験があります。機械と建築については、それぞれ機械系、建築系のCADシステムを利用して、設計・製図の業務に1年以上の就学・就学経験がある人を対象にしています。トレースについては、汎用系のCADシステムを利用した業務に半年以上の就学・就学経験がある人を対象にしています。1級は、2級の有資格者であることが受験資格とされています。試験には、筆記試験と実技試験があります。機械では、筆記試験は機械製図の知識、実技試験は機構部品の作図、投影図からの作図、適切な数字からの作図が試験科目となります。建築は、筆記試験は建築製図の基礎知識と建築生産の電子情報、実技試験はRC造と木造が試験範囲となります。トレースは、筆記試験は製図の知識、実技試験は編集・レイヤ設定能力、トレース能力、投影能力が試験範囲となります。各分野とも、出題比率は、実技試験が75%、筆記試験が25%となっています。総合で7割以上、実技試験と筆記試験各5割以上が合格基準となります。

試験の内容(3次元CAD利用者技術者試験)

2級は、3次元CADシステムを利用した業務に従事している人だけでなく、周辺業務に従事している人、関連性製品の管理、営業を担当している人を対象としています。試験は、筆記試験のみで、多肢選択方式、真偽方式で行われます。試験科目は、3次元CADの概念、3次元CADの機能と実用的モデリング手法、3次元CADデータの管理と周辺知識、3次元CADデータの活用です。7割以上の正解が合格基準となります。

準1級は、3次元CADシステムを利用した業務に従事することを目指す人、従事して間もない人、3次元設計の補助業務やオペレーターを目指す人を対象としています。準1級は、2級の有資格者であることが受験資格とされています。試験は、実技試験のみです。試験科目は、CADリテラシー問題、空間把握能力問題と、2次元図面からの作図能力問題です。7割以上の正解が合格基準となります。

1級は、3次元CADシステムを利用した業務に従事して、半年以上の実務経験がある人、設計者やオペレーターの管理業務を目指す人を対象にしています。1級は、準1級と同様に、2級の有資格者であることが受験資格とされています。試験は、実技試験のみです。試験科目は、CADリテラシー問題、空間把握能力問題と、部品組立て能力問題、2次元図面からの作図能力問題です。7割以上の正解が合格基準となります。

試験の合格率

CAD利用技術者試験の合格率は、年度による差が大きくなっています。

2次元CAD利用技術者試験の合格率は、基礎が60%~70%程度、2級が45%~55%程度、1級については特に年度による差が大きく、20%台の年もあれば60%台の年もあります。

3次元CAD利用技術者試験の合格率は、2級が50%~70%程度、準1級が40%~50%程度、1級は年度による差が大きいのですが、概ね20%~40%程度となっています。

今後の展望

CADについては、資格よりも実務経験が重要であるという意見も多いのですが、資格を有していることは、一定の知識・技能を有していることの証明になります。CAD利用技術者試験は、CAD試験の中では最大規模のものですから、就職や転職の際のアピールポイントになり得ます。近年では、3次元CADのニーズが高まってきています。

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